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「爆笑エピソード中学理科教師編」

今日は中学時代の、笑うに笑えなかったシリアスかつ馬鹿馬鹿しい思い出を書いてみたい。

謝ることを知らない理科のK先生の話は前にもしたが、これも彼にまつわる話である。

理科の選択授業の時、当時とても成績の良かったC君と一緒に実験をしていた時のことだ。
細かくは覚えていないが、その実験で石灰水が必要になり、K先生にもらいにいくことにした。

C君「石灰水を使いたいんですけどありますか?」
K先生「理科準備室に大量にあります。ついてきなさい。」

理科準備室は普段生徒は立ち入り禁止で、まさに謎の部屋だった。
さすがはC君、信頼されてるからだなぁと思いながら、オレも一緒について行った。
ちょっと偉くなった気分だった。


入ると色んな薬剤や実験用具があり思わず関心していると、一際大きな瓶が目に入った。

K先生「それが石灰水です。瓶からの取り出し方が面白いからそのメカニズムをよく見てなさい。」

K先生は瓶の中につながってる二つのゴム管の一つをC君にわたし、それをオレの持っていたビーカーに向けるよう指示。
そしてもう片方のゴム管を先生自らの口にもって行った。

K先生「こぼさないように注意して。」

何をするんだろう・・・??

2.2(1).jpg

先生はおもむろに口から息を吐き、瓶の中へ空気を吹き込む。
瓶の中では先生の息がポコポコ。

そして僕らはビーカーに意識を集中。


・・・・・・ん??


出てこない。

もう一度先生を見ると若干苦しそうに何かをしきりに探している。

その時である。

『ブハッ!!!!』

2.2(2).jpg

石灰水が逆流し、先生の顔面めがけ勢い良く噴射!!
水流は先生が吐いた息の分、容赦なく出てくる。
被害を最小限にくいとめようと、必死に口で受け止めようとするK先生。

この時「こぼさないように。」というさっきの先生の言葉がオレの頭をよぎる。
でもそこは厳かな実験室。
笑うわけにはいかない。
ふとC君をみると、肩が小きざみに揺れている。


顔をハンカチでふき、気持ちを持ち直したK先生。

オレ「・・・大丈夫、ですか・・・?」
K先生「うん。おかしいな。近ごろ使ってなかったから沈殿物がつまったのかな。もう一回いってみよう。持ってなさい。」

明らかに平静を失ったままK先生は、ろくに原因を突き止めずに再びゴム管を口へ。
そして勢い良く息を吐く。

ポコポコ・・・。

出ない。

さっきよりもがんばって吹き込んでいるが一行に出てこない。

オレ「つまってるんなら、もっと強く吹いたら抜けるかもしれませんよ!」

K先生はさらにがんばって息を吹き込むが、石灰水は全く出てくる気配がない。

K先生は必死に原因を探す。(今さら・・・)
このままだとさっきよりもひどい事態が容易に予測されるからである。
かなり吹いたから、とんでもない勢いで逆流してくることは明らかなのだ!

その時、もう限界だと言わんばかりに笑い出すC君。
K先生の顔も真っ赤である。


突然K先生はオレの持っていたビーカーをとりあげた。


『ガハッッッッ!!!!  ゲホッ!ゲホッ!!』


案の定、滝のように噴射する石灰水!!
K先生はオレからとりあげたビーカーで噴射する石灰水を集めはじめた。(明らかに間違った取り出し方である)

しかし、石灰水のほとんどは飛び散ってしまってビーカーにはあまりたまらない。

K先生は黙ってもう一度ゴム管に息を吹き込み、再び同じ収集法をとる。(泣けてくる・・・)


オレ「あっ!!先生!こっちのゴム管、栓がしてあります!!」

K先生「・・・!?  
それじゃ逆流するに決まってるだろうがー!!!!」

K先生は大声でオレに逆ギレをしたのだった。
C君を見て助けを求めたが、C君は目を合わせてくれなかった。

最初にK先生が言った「瓶からの取り出し方が面白いからそのメカニズムをよく見てなさい。」とはこのことだったのだろうか・・・。

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